音質改善テクニック16
1:スーパーツィーター追加
現在、3WAYスピーカーのYAMAHA NS-2000を使用していますが、周波数特性20Hz~20kHzというスペックにもかかわらず、高域がもの足りなく感じてしまったので、スーパーツィーターPIONEER製 PT-R4を追加して、測定は、wavespectra(フリーウエア)を使い確認しました。
スピーカーの周波数特性のスペックは、1kHzのレベルに対して-10dBになる上限下限の周波数を記述されます。NS-2000の特性を見ると12kHz以上はレベルが低下していました。
PT-R4を追加したところ20kHzまでレベルが上昇しました。
聴感上ですが、リボンツィーターは位相特性がリニアのおかげかと思いますが、音像がくっきりと定まりました。
大変効果ありでした。
注意する点は、PT-R4のクロスオーバー周波数(fc)の設定ですが、本来のスピーカーの音に影響しないようにしました。
それと配置ですが、20kHzの半波長は、約8.5mmなので、微妙な位置を移動させ位相干渉を考慮して配置に気をつけます。
それと音の反射にも気をつけます。私はフェルトを貼ってみたところ、嫌な音が無くなりました。
私の場合は、PT-R4を追加によって高域の音量感が増加して、周波数特性はfc=20kHzの方が特性は良いように見えますが、聴感上、fc=30kHzの設定にした方が自然な音になりました。
最終的に聴感で決めた方が良いです。